2010年8月26日

戦後俳句のゆくえ

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先日、8月21日(土)、猛暑の中の江東区芭蕉記念館・第20回口語俳句フォーラム「戦後俳句のゆくえ」に出かけた。

芭蕉記念館は、地下鉄都営新宿線森下駅からは、遠くなく約7分、分かり易い道のりのはずなのに、いつも迷う。たぶん地下鉄出入り口をいい加減に出てしまうからだろう。

もっとも、僕は、昔から、いつも必ず、真直ぐ、まともに辿り着けない場所がいくつか存在する。芭蕉記念館もその一つだ。

というわけで今回の稲の写真はその迷った道の途中にあったもの・・・・。ふと、

  空へゆく階段のなし稲の花     田中裕明

を思い出した。

フォーラムの方は、約50名満席で、基調講演の川名大「戦後俳句の軌跡」、その後、伊丹啓子、五島高資、須藤徹、吉平たもつ各氏を交えての討論。司会は田中陽。戦後も65年、俳句表現史としての成果をキチンと位置づけてみせた川名大氏ではあったが、さすがに近年の平成俳句への位置付けまでは、短時間では触れる余裕はなかった。

それでも、平成もすでに22年、戦後で言えば、社会性俳句も前衛俳句運動もすでに終焉を迎えていた年数にあたる。

平成時代に残されたものは俳句表現技術のみなのであろうか。

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