2011年2月22日

3月号「新俳枕・文学の名舞台を詠む・・」

俳句界3月号

「俳句界」3月号の見本が印刷所から届きました。もうすぐ発売(25日)です。

というわけで、明日(23日)午前中には、全国の書店と版元を結んでいる取次ぎ会社(トーハン・日販・栗田・太洋社・大阪屋)に印刷所から納品され、発売日には書店に配本され、店頭に並ぶ予定です。

今月号の大特集は「新俳枕・文学の名舞台を詠む」。北は北海道から、南は九州までと、企画は立てたのですが、北海道が実現しませんでした。とは言っても、全国13地区、13の名作に13名の俳人がそれぞれにインスピレーションを得た作品3句とミニエッセイを書いていただきました。さらに、読者の便にと名作の簡単な解説と写真入です。例えば、

 宮澤賢治『銀河鉄道の夜』は岩手・イギリス海岸といわれている写真掲載。句は、

 デクノボーと呼ばるるも佳し畦を塗る      小原啄葉

 啄葉氏のミニエッセイによると、「銀河鉄道の夜」の始発駅は啄葉氏の故郷の岩手県矢巾町の南昌山の頂上だということが解ったのだ、そうである。

小特集は「春の門出に励ましの一句」。それぞれの俳人に贈られた励ましの気持の句の思い出のエッセイ。例えば、室生幸太郎氏は、日野草城から戦場の片山桃史への句、

 桃史死ぬ勿れ俳句は出来ずともよし    草城

 「魅惑の俳人・柴田白葉女」では、その聲咳に接したことのある白葉女が出していた「俳句女園」の編集を担当されていた豊田関子、森美智子両氏へのインタビュー。

面白いのは、いつもながら「佐高信・甘口でコンニチハ!」、今回のゲストは菅原文太。本人は歌人の山崎方代がお好きらしいが、対談の終りに「メデアも世論誘導されて、反骨の精神がない。まったく情けないね。日本はどうなるんだろうと、不安になるね。俳句なんか作ってる場合じゃないよ」と現在の危機感を露に・・・。

その他、写真俳句募集の作品は、今回からカラーになった。

いろいろ盛り沢山の内容です。

感想、お便り、甘口・辛口、いろいろ下さいね。

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