2011年3月24日

明日4月号発売・・

 

2011年4月号

明日、25日(金)、4月号は流通が順調ならば、全国一斉発売日なので、店頭に並ぶか、定期購読の方には届いているはずだが、東日本震災の影響を受けて、お届けできないところがあると思われます。

まことに申し訳ありませんが、もし、届かないことがあれば、少し辛抱して、お待ちいただけるようお願いします。

本日は朝、菅原鬨也(「滝」主宰)氏からの句稿がFAXで届いたのだが、仙台市太白区にお住いなので、当然被害に遭われていて、とりあえず元気だが、疲れはピークのようで、余震もあり、家には長くはいられない。連絡もこんな中では十分できない。少し、足も痛いと避難生活の大変さをもらしておられた。それでも俳句だけは出来ているとのこと、それでも、限界が近いともいわれていた。愚生には、何ともかける言葉もなかったが、震災遭遇の句を多く寄せていただき、この中から選べとの指示をいただいた。感謝に耐えない。

また、「鬣」の中里夏彦氏は、福島原発の近くにお住いで、地震では無事だったものの、事故による放射能汚染地域で30キロメートル外に待避命令が出ているので、避難所生活になったとのことだ。

ともあれ、皆さんのご無事とご健康を祈ります。

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コメント(4)

  

このたびの震災を受けて、原発から10キロ圏内に住んでいた私達双葉町民の約20%に相当する千四百人は埼玉県加須市の旧騎西高等学校に避難しております。先の埼玉スーパーアリーナから移動して2週間目を経ようとしております。未だに言葉を失った状態ではありますが、この間の経緯を含めた雑文は鬣39号に発表する予定です。未曽有の事態も驚きですが、その当事者になろうとは全くの想定外でした。震災から1か月を経過させ多くの方々からの支援や温かい声を頂戴し感謝することばかりです。先日の新聞によれば今回の原発事故はレベル7という判断が下され、いよいよフクシマがヒロシマ・ナガサキと併称される事態となったと、暗澹たる思いを抱いております。今回の経験を通して様々な価値観の変容を体験させられています。家とは何か、家族とは何か、所有するとはどういうことか、ひいては国とはなにか、「知っている」とは一体何をか、「知らない」とはどういうことか等々。先日訪ねてきてくれた知人曰く「中里さんの句集名『流寓のソナタ』はまさに今回を予知した署名だったのではないか」。そういえば今年の賀状に採用した一句が「前代未聞の/光量/そそぐ/頭蓋かな」だったこととも合わせ、自分の将来を予知していたのかと改めてゾッとしています。とりあえず近況のお知らせです。

  

ご心配を頂きましてありがとうございます。
このたびの震災に加え、原発事故によって現在も避難生活を強いられております。詳しくは「鬣」39号に書く予定です。
避難所生活も3か所目で現在は埼玉県加須市の旧騎西高校にいます。先日訪ねてきてくれた知人から「中里さんの句集名『流寓のソナタ』が文字通りになってしまいましたね」と言われ、なるほどと感心しました。そういえば今年の年賀状に採用した自分の一句が「前代未聞の/光量/そそぐ/頭蓋かな」であり、これまた何かを予知していたのかも知れないと思いました。きわめて暗示的な一句ですよね。
この間、多くの方々の支援や暖かい言葉を頂き感謝してもし切れないです。とりあえずは家族ともども元気に生活できているのでご安心ください。このたびの事態によりフクシマがヒロシマ、ナガサキと並称されようとは夢にも思いませんでした。まだ現実感がなく、半覚半睡の状態ではありますが、国により推進されてきた原子力行政に対する怒りはそれとして、それに翻弄されてしまってはいけないと強く考えているところです。

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