2011年4月26日

芳林堂書店高田馬場店「俳句界」5月号・・

芳林堂書店へ01

 いつものことだが、雑誌が発売になると高田馬場駅前の芳林堂書店に、「俳句界」の陳列状況を見に行く。芳林堂書店といえば、今はなき池袋の本店が有名だった。棚の品揃えもしっかりしていたし、現在のようなメガ書店が跋扈する前、つまり、ぼくが東京に流れ着いた約40年前は、本屋といえば、新宿の紀伊国屋か池袋の芳林堂だった。芳林堂の単品管理の精髄といわれた書店棚は当時、他の書店の追随を許さず、幾多の名書店員を輩出していた(もちろん、データはすべて手書きで集計されていた)。その生き残りの柴田信は元・岩波書店子会社の信山社ブックセンターの社長を今も勤めているはずだ。

思えば、後に多くの書店員に影響を与えた。従って、その棚作りの片鱗をいまだに残しているのが芳林堂高田馬場店なのである。当然ながら、詩歌の棚もこの規模の書店としては充実した品揃えである。昼休みにはたびたびお邪魔する所以である。

 さすがにその片鱗が・・・さっそく東日本大震災のコーナーが書店入り口に設けられていた。明日は、7月号、佐高信の甘口でコンニチハ!の稲畑汀子との対談が行われることになっている(担当の松本と編集長が行くことになっている)。そこで、佐高信の情報ネタを仕入れるために震災コーナーにあった佐高信が編集員を務める「週間金曜日」増刊号「原発震災」(すべての原発をなくすために)を買った。

 先週号の再掲載ながら、「電力会社に群がった原発文化人25人への論告求刑」と題して意気軒昂である。

芳林堂書店へ02

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お待たせしました第一回北斗賞・川越歌澄『雲の峰』の見本が出来上がった。明日はその書店委託の交渉のために午前中はトーハンと日販に行くことになった。

五島高資が帯に「俳句の骨法をきちんと踏まえた上で決して気負わず、しかも独自の世界が展開されている。『闇』や『影』に暗示される存在の不可思議へと迫る詩性は、自他を超える大自然や宇宙の淵源に根ざしている。また、季題における美意識の上に独自の詩境が展開される方法は芭蕉の俳諧精神に通じて頼もしい」と記している。

  春うれひドーナツの穴永遠に          歌澄

  この道でいいと云はれて雲の峰

  どこからが空なんだらう虫しぐれ

  着ぶくれてやさしき町を通りけり

雲の峰

 

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