
本日午後、伊藤希眸さんが来社された。
希眸さん塩釜がご実家らしい。今回の震災では、津波ですべて流されたとのこと。これで家ガ水につかったのは三度目とおっしゃっていた。
ご自身ではようやくお盆前に様子を見に行かれるそうである。
どうやら、旧家らしい。偶然とはいえ、研ぎに出していた刀二振りが手元に真新しい白鞘に収まって残ったとのこと。
ゆっくりお話しできたのは今回が初めてだが、知り合ってからの付き合いは長い。
最初の句集『希眸』(平成4年)上梓の直前のことであったろうか。
バレーボールの全国大会で優勝されたことや、地元でバレーボールのコーチをされていたこと、バレーボール以外の時間は本を読むのが大好き少女だったらしい、ということも今回初めて知った。
白百合の白秘む海軍兵学校 希眸
お兄さんは海軍学校だったので、たぶんその頃の思い出の句だろう。制服姿は格好良かった。
お嬢さんで自由に大事に育てられたらしい。俳句はご主人のお仕事の赴任先で、丸山海道「京鹿子」で研鑚を積まれ、現在は豊田都峰に師事しておられる。
実は小生は二十歳の頃、京都で3年間を過ごし、鴨川岸にあった「詩の家」樋本詩葉?・・・たしか「京鹿子」だったような、お邪魔したことがあったような記憶がよみがえった(希眸さんとお話ししているとき)。
今度、第三句集を出される気持ちがおありだというので、相談方々来訪されたのだが、その折、出版されたばかりの『千葉県現代俳句集成2010』を持参され、いただいた。
このアンソロジーは千葉県現代俳句協会創立三十周年の記念事業のひとつで、232名の方が収録されている。この合同句集刊行委員会委員長が伊藤希眸さん。因みに千葉県現代俳句協会会長は山中葛子氏。
芽吹く枝うすむらさきに壺の耳 希眸
山なみや百萬噸の桜咲く
風はクリスタル紅葉は赤い音たてて
みらい願望糸瓜ずどんと垂れてをり















































