2011年7月 5日

取次ぎ仕入れ窓口・・・

白夾竹桃

 8月号の各取次ぎへの部数決定交渉が、今月も始まった。

 出版業界は、夏場はもともと売れ行きも落ち、老舗の書店は意外に8月に決算月が多かったり、そのせいで、書籍などは金融返品があるとまで業界用語で囁かれた時代もある。取次ぎの送量規制の意向もあって、なかなか厳しい出だしとなった。

 ともあれ、別の目的があって、取次ぎからの帰路に池袋の三つの書店を廻った。

 まず、東武デパートの7階の東京旭屋書店に寄った。文芸雑誌の棚に行って「俳句界」を探したが見当たらず、売り切れたかな・・とおもったが、「俳句」も「俳壇」「俳句四季」も見当たらず、俳句関係の雑誌ではわずかにNHKのみであった。

 たぶん全体では300坪くらいある広い売り場面積で、総合文芸誌の棚は、全体で、いわゆる三尺棚で三本しかない。詩歌の本の棚になってもその程度しかないので、店の方針として、売れ行き部数の少ないジャンルは店頭には並べないという方針になっているのかもしれない。

 ちょっと淋しいというか、これでは、詩歌の幸ふ国の未来は無いも同然のような気がする。まあ、読者がついていないのだから仕方の無いところだろう。書店側には高い家賃を払ってまで、回転率の悪い商品を置いておく余裕などないはずだから・・・

栗田・界隈、池袋ジュンク

 次にリブロ池袋本店。ここはかつて書店業界にリブロの時代を築いただけあって、棚作りはその名残りを留めている。約1000坪。だが、かつての熱気は棚からは消えている。しかし、「俳句界」はしっかり6冊で平積みしてあった。となりに「俳句」は12冊。

次にジュンク堂池袋店、さすがに2000坪、図書館のような本屋の詩歌の棚の品揃えは充実していた。それでも、俳句関係の雑誌は弱いらしく、「俳句界」は売り切れ、「俳句」も残り一冊だった。

下の写真は月下美人。

201106262110001月下美人.jpg

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