2011年8月 3日

9月号搬入部数交渉・・・

道々の花

 瞬く間に、日々は去り・・

 今月もまた、トーハン・太洋社・大阪屋と次月号の取次ぎ会社との搬入部数交渉の日がきた。

 書店での売上げを伸ばすのはなかなか困難な時代だ。

 出版業界では雑誌の時代は終わった、と言われている状況のなかで、取次ぎへの搬入部数を維持すること、そして、さらには積み上げていくことは、さらに難しい時代に入っている。

 売上げや返品は各書店ごとにコンピュータで画面に表示される。

 数字はすべてデータ化されているので、昔のように、この特集は売りたいから・・○○部数を入れて下さい・・・というのが通用しない。

 しかし、雑誌受難の時代にも「俳句界」は少しずつだが部数を伸ばしてきた(もっとも、落ちるべき先がなかったのだが?)。

 まだまだ、圧倒的に引き離されている「俳句」との距離だが、大袈裟にいえば、残る目標は「俳句」に追いつきたいという激しい願望のみが、希望の病として編集部にはある(まあ、目標があるということは幸せなことかも知れない)。

 9月号の特集「東北俳句とは何か」は、わが編集部がひそかに期待している特集である。

なんと言っても、「東北学」の提唱者・赤坂憲雄氏と国文学者・錦仁両氏の論稿はたぶん俳句誌としては初登場ではないかと思う。真に東北俳句とは何かを考える端緒になれば幸いである。

道々の花vol.2

その他、好評の金子兜太インタビュー(聞き手・対馬康子)は二回目、いよいよ前衛俳句運動直前の「造型俳句六章」である。インタビュアーが女性ということもあって、しっかり同伴者としての金子皆子にも焦点があてられている。

特別作品21句は文人俳句特集のプレではないが、現代を代表する文人俳句(というと失礼だが)、眞鍋呉夫・高橋睦郎・村上護。

また、使いこなそう名人のテクニック!(小生案)ではなく、正式のキャッチは「名人達人に学ぶ作句のテクニック」の特集。

佐高信甘口でコンニチハ!の対談者は崔善愛(ピアニスト)。

文字のないエッセイは橋本照嵩「石巻の今」。

俳句界NOW・古賀雪江。気まぐれ俳書漫歩・中上哲夫。二人の母・山本安見子。

筝漏亭日常・矢島康吉。小説「受験巡礼」・今井聖。

新連載・大牧広。他にまだまだあります。

魅惑の俳人・菖蒲あや・・・と9月号も盛りだくさんです。乞うご期待!

道々の花vol.3

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