2011年8月 8日

9月号校正戻し・・

 

小金井道花

 本日は9月号の校正ゲラをすべて印刷所に戻す日で、ホッと一息・・・・(上の花・何の花だろう?)

午後には編集長と一緒に、現代俳句協会に行き、安西幹事長と本間事務局長にお会いした。

企画についてのご相談、お願いをしたのだ。

いずれ、具体案をもって再訪することになった。

帰社したら、雑詠選者の池田澄子先生から新句集『拝復』が編集部宛に届いていた。

   俳句思えば徐々に豪雨の吊忍     澄子

   俳句思えば霞に暮れて朧月

   俳句思えば寒夜亡師に似て猫背

   俳句思えば元朝の海きらめきぬ

   俳句思えば稿に影おく木葉髪

  の各章末の句には、思わず赤尾兜子の「俳句思へば泪(なみだ)わき出づ朝の李花」を思い出した。切ないなあ・・・

 ともあれ、澄子調の佳句となれば、次の句などに指を屈する。

  初明り地球に人も寝て起きて

  行けぬ島は行かぬ島なりニセアカシア

  いつか死ぬ必ず春が来るように

あえて、亡師・三橋敏雄調なら、

  戦場に永病みはなし天の川

  立秋暑し昭和史写真集モノクローム

  怠るに似て頭を垂れて敗戦日

     風船爆弾放流地跡苦蓬

あたりだろうか・・・。

小金井道花vol.2

 

| コメント(4)

コメント(4)

  

こんにちわ、お久しぶりです!
もう 残暑お見舞い申し上げます、ですね^^

1番上のお花、時計草じゃないかと思います。
何となく 時計に見えませんか?

6日は広島の原爆記念日、今日は長崎ですね。

「広島や 卵食ふ時 口ひらく」
これって 俳句のわからない私でも
何だかすごく心に残って 8月6日が来るたびに
思い出してしまいます。

  

チェルノブイリの無口の人と卵食ふ     攝津幸彦
摂津さんおの句は下敷きがあったのですか。
若くして逝ってしまい、勿体無いことでした。
時に突き放された気もしますが・・・好きです。

コメントする