2011年9月26日

鷗座10周年・・・

鷗座10周年 天野小石vol.1

  一昨日、9月24日(土)、東京池袋のホテルメトロポリタンで、「鷗座」(松田ひろむ主宰)10周年記念祝賀会が行われた。

第一部は記念大会の特選句の表彰と坪内稔典氏の講演。第2部が懇親祝賀会という趣向だった。

 

 坪内氏の講演はこのところの「モーロク俳句」の勧めだった。鷗座10周年 天野小石vol.2

 

 ユーモアと笑いに包まれていながら、俳句が本来もっているものの変さ加減を面白く話されていた。

 坪内氏の「船団」は結社誌とは違うということと、懇親の折には、毎号の特集企画について、俳壇の総合誌を少なからず意識した内容であるということも、言っておられた。

 こうした戦略的な志向は、坪内氏の本領だと思い、さりげない特集にも現俳壇に対する批評性を維持されていることに、小生も少し身が引き締ったのだった。

小生が20歳代で坪内氏と会って、その背中を見続けた者としては、常に、自らを確かめるいい機会といえる。

 その若き日、彼が言った言葉で常に小生を励ましたことばは「時間を作るのも才能だよ」。

たぶん、日々の生活で精一杯のところに、いかに俳句に費やす時間を見つけていくかということだったろう。みんなと同じ生活をしていたら、その時間はとれないという戒めであったかも知れない。

付き合いが悪いと言われても、飲みにいかなくても・・・そういえば、小生も坪内氏も下戸に近い、甘党だった(もちろん、坪内氏の方が徹底している)。

だからこそ、「甘納豆のうふふふふ」ができるのだろう。

ともあれ、記念俳句大会の坪内氏の特選に選ばれた句は、

  芹なずなこの子のどこもバネ仕掛       池永英子

最高点句は、

  君にいま樹木の匂い卒業期           古川塔子

鷗座10周年 天野小石vol.3

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主宰の松田先生とはNPO法人日本詩歌句協会で初めてお目にかかり、親しく置酒歓語の機会を得ました。私は協会は違いますが俳誌「春嶺」の大野素郎です。業界の枠を超えたご面識に大変喜んでいます。先生が主宰する「鷗座」のサイトを初めて訪ねましたのでご挨拶を申し上げます。今後とも宜しくお願いします。

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