昨、10月30日(日)、東京八王子・京王プラザホテル八王子に於いて、「朱夏」創刊100号記念祝賀会が開かれた。
「朱夏」(主宰・酒井弘司)は平成6年8月に創刊され、雑誌の主張は、「海程」系らしく、伝統を現代に生かし、俳句の「深」と「新」を追求するもの、という志をこの祝賀会でも改めて確認していた。創刊当初は季刊、現在は隔月刊で刊行されている。詩人の井川博年が挨拶で述べていたように、隅から隅まで(38ページ)で大雑誌でなく、読みとおすことができる俳誌。内容がいい、句もいいというように、隅々まで主宰の気息が浸み透っている雑誌である。
来賓の半分は八木忠栄、八木幹夫、清水哲男などの詩人だった。これは、酒井弘司若かりし頃に詩を書き、短歌を書き、俳句を書いたという出自からのものだろう。
予期しない挨拶が回ってきて、いつもの癖でつい思い出話をした。
それは、かつて攝津幸彦や仁平勝や酒巻英一郎と、俳壇の三コージと呼んでずっと注目していた時代があった。その三コージとは、今は亡き大岡頌司と秋田の孤高の俳人・安井浩司、そして酒井弘司である。彼等は寺山修司が高校生俳人を集めて、牧羊神やユニコーンを同時代として生きたきた世代である。
ともしびや
おびが驚く
おびのはば 頌司
昼すぎの小屋を壊せばみなすすき 浩司
長い休暇のぼくら復活の丘をめざし 弘司
水飲んで天上くらき夏あした 〃
祝賀会は川嶋隆史同人会長の開会の挨拶ではじまり、酒井弘司主宰、乾杯は、望月たけし、来賓挨拶のトップは森田録郞神奈川現代俳句協会会長と続いた。俳人では前田弘現代俳句編集長、「亞」代表青木啓泰、「海程」同志であった内野修、さらに女性陣では、余白句会の土肥あき子、三宅やよい、そして「豈」の恩田侑布子。





















































