2011年11月24日

第8回東京自由律俳句会・・・

第8回東京自由律句会vol.1

 昨日、23日(水)、勤労感謝の日、江東区・芭蕉記念館別館で、第8回東京自由律俳句会が行われた。自由律俳句系の結社の枠を越えて、今後の自由律俳句の再興のための交流と、さらに句会と勉強会、回を追うごとに充実した内容になっている(小生は、第5回?あたりから編集長に取材を命じられたのが運の尽きで連続参加)。

 今回は世界俳句協会ディレクターの夏石番矢氏がゲストに招かれていた。

「世界の俳句の趨勢は自由律が主流です。しかも、日本国内よりも伝統の上にさらに表現内容の新しさを積極的に追求している感じがある」というようなことを述べておられた。また、夏石氏は、原発事故後、放射能の線量計をいつも携帯されていて埼玉や都内など、発表される数値より、線量が高い、ということを、皆に喋っても、最初は信じてもらえなかった。今になって夏石の方が正しかったと言われている、と経験談も披露されていた。

 句会の互選による最高点を獲得したのは、同点で次の二句だった。

  満月 手をピストルにしてあなたを撃つ    南家歌也子

  1人を独りと書いてしまいそうな月夜      渥美ゆかり

 第3位の句は、

  煮凝りの中までゆれてる淋しさかよ      藤田踏青 

第8回東京自由律句会vol.2

                                       挨拶に立っているのは夏石番矢氏

 第二部の勉強会は、事前のアンケートによって、俳句作品に関する①ルビについて 、②一字空け表記について、③切れについて、④時事句について、⑤添削について、の各テーマで、今回のプロデュースを行った中塚唯人氏の司会進行で話し合われた。いずれの話も作句の現場からのもので、句を創る際の貴重な意見ばかりだった。同時にそれは自由律俳句の難しさをも示唆しているように思われた(定型の俳句に対抗するタームではなく)。 

第8回東京自由律句会vol.3

| コメント(0)

コメントする