愛妻協会というのまである。
活動理念として、
1、 日本愛妻家協会は、持続可能な夫婦関係はどうも世界の平和と地球環境の保全につながっているらしいと気づいたオヤジたちが始めた、いたってスローな活動です。「サスティナブルな夫婦環境を保全するワイフコンシャスなライフスタイル」という感じです。
- 失われつつある日本独自の愛妻家という文化を再生します。
- 絶滅が危惧される愛妻家の生態を調査し保護育成に努めます。
- 愛妻家だけもつ知られざる倦怠感削減の知恵を世の中に広めます。
まあ、なかなかユーモアに溢れたものだ。
ところで、こういった愛妻という概念では到底括りきれないが、歌人・河野裕子の亭主であり、歌人・永田和宏氏は「波」に「河野裕子と私ー歌と闘病の十年ー」を連載している。2月号はその第9回。
今回は母・河野君江とのことに多くのページが割かれている。
母もまた、卵巣癌、すい臓癌で手遅れだった。その折に河野裕子に再発の癌が見つかった。
死ぬまでに時間はそんなに無いひとに今年の桜一枝を持ちゆく
裕子
君江さんわたしはあなたであるからにこの世に残るよあなたを消さぬよう 裕子
手術から8年が過ぎて再発、その歌がある。
まぎれなく転移箇所は三つありいよいよ来ましたかと主治医は言へり 裕子
永田和宏は23回の引越しをしたという。河野裕子と結婚後だけでも13回、現在の家を買ったのが1998年の秋。
この家で死のうかとひとに言いながら落葉の底に火を挿し入れぬ
和宏
今回の稿は、次のように閉じられている。
この再発を機に、彼女はどこかで私を突き抜けた。私には及ばな
い断念と諦念、そして死に臨む強い意志、生きてある生の時間を愛
おしむ健気な感覚と、生と死に対する思慮において、いつの間に
か、私の手の届かぬ遙かな精神の高みに至っていたと思うのであ
る。それを私が実感するようになるのは、遙かのちになってからで
あった。

閑話休題・・・
スタッフ松本のパソコンが壊れて、追い込みなのに「仕事が出来ないよう・・・」と嘆いている。「どうしよう・・・」。









































