2012年1月24日
「角川俳句・短歌賞」・・・

先日、10月20日(金)、東京會舘で第57回角川俳句賞・短歌賞の贈呈式があった。小生は垂人句会「一茶・蕪村贋作研究会」を経て、ぎりぎりで参加した。
俳句賞ではすでに話題となっているタイトル「ふくしま」永瀬十悟(ながせ・とうご)氏、短歌は高校生の「一人、教室」立花開(たちばな・はるき)氏。
激震や水仙に飛ぶ屋根瓦 十悟
流されてもうないはずの橋朧
ふくしまに生まれて育ち鳥の恋
氏は昭和28年福島県須加川市生まれ、同人誌「桔こう(木偏に皐)」同人、俳人協会会員。角谷昌子氏がお祝いに駆けつけておられた。小生は名刺を渡してご挨拶をして、名前だけは知っていますと言われて(少し、気分よく)、今後ともよろしくと言って別れた。
一方短歌賞は所属結社なしの高校三年生で二年生頃からネットで短歌の投稿を始めた。受賞史上三番目の年少受賞にあたるという。
君の腕はいつでも少し浅黒く染みこんでいる夏を切る風 開
キンモクセイ香りを添付付加して送ってみたい十月の庭
俳句賞、短歌賞では毎年思うことだけど、短歌賞の受賞者に年齢の若さである。昨年の山口優夢は若かったけれど、ほぼ、短歌賞が圧倒的に若い印象だ。
俳句は、若者には難しいのかも知れない。いや、形式的な表現の完成度において、あきらかな差が生まれることによって、選者の眼が、未完成さを許さないのかも知れない。


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