2012年2月29日

閏年29日・・・

閏年29日vol.1

 本日は、印刷所への第一弾入稿日。後が無くなりつつあるのだ。

というわけで、編集部は忙しい(愚老は一区切り付けさせていただいたので、ブロ愚?を書いている)。

 閏年29日に亡くなった俳人もいる(もちろん、生まれた俳人も)。

 生まれた俳人ですぐ思い出すのは安井浩司である。昭和11年秋田県生まれ。

    ひるすぎの小屋を壊せばみなすすき       浩司

    麦秋の厠ひらけばみなおみな

    有耶無耶の関ふりむけば汝と我

    

 文字通り今日が忌日なのは、久米正雄こと三汀、三汀忌である。正雄は小説家、劇作家としての名。俳号は三汀、後に盞亭と改めた。

 生まれたのは明治24年11月23日、長野県上田町。亡くなったのは、昭和27年閏2月29日。小学校長だった父は御真影焼失の責任を負って自殺したというから穏やかではない。句作は安積中学4年生の頃からと伝えられている。一高に入学した頃には、新傾向の麒麟児と呼ばれた。句集に『牧唄』『返り花』がある。

   自叙伝や藁塚に火をつけし事          三汀

   戯曲脱稿を出でて柿買ひぬ早稲田の夜

   眉張りて鎌倉夫人御慶かな

   山の手の旗雲一つ試験すむ

 試験は春の季題。2月から3月にかけて進級、卒業、入学など、いろいろな試験があった。

   炎天を来て燦然と美人たり

 盞亭美人画俳句と言われたらしい。

   老人端座せり秋晴をあけ放ち

 

 閑話休題・・・

 朝から東京は雪、ようやく小止みになっている。それにしても愚生が東京に流れ着いた数十年の昔も3月に雪が降っていた。

 東京は3月に雪になることが以外に多い。 

 雪国の人には申し訳ないが、雪に閉じ込められる雪国と違って、雪が降ると少し気持ちが華やぐのはなぜだろう。

閏年29日vol.2

閏年29日vol.3

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とても勉強になりました。
いいブログですね。

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