2012年3月23日

4月号、明日発売・・・

俳句界2012年4月号

 月刊「俳句界」4月号は、25日が日曜日なので、明日24日(土)が全国書店発売である。

 特集は「密教を詠む」、特別エッセイは宗教学者山折哲雄氏、武道家にして批評家の前田英樹氏。山折氏は自作の句がさりげなく末尾に添えられている。

 2月のもっとも寒い時期に高野山吟行を塩川雄三、名村早智子、鳥井保和、山田佳乃各氏に行っていただいた。作品10句は黒田杏子、豊田都峰、伊藤通明、涼野海音、川澄祐勝、細谷亮々各氏。

 さらに「エロスを詠む」(春の夜やいやですだめですいけません 井伏鱒二)では、土肥あき子、新海あぐり、鳥居真里子、佐々木六戈各氏が、なかなか趣深い作品を寄せていただいている。

 また、大正100年企画としての「知られざる黄金の大正俳句」では、わずか15年間だった、大正元年から15年までの各一年ごとに、その時に活躍、出版された句集を中心にホトトギス雑詠集を加えた、真の大正時代の俳句の姿を浮き彫りにしている。中でも、芥川龍之介が「僕は、『獄窓から』を読み、遠い秋田の刑務所の中にも天下の一俳人がゐることを知った」と賛した和田久太郎は俳句総合誌では本誌によって初登場だろう。

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 佐高信の甘口でコンニチハ!はねじめ正一氏。最近、坪内稔典氏の「船団」で俳句を発表されている。私ごとだが、28年前、愚生の『本屋戦国記』の出版記念会で、ねじめ氏に詩の朗読をお願いしたことが思い出される。当時はまだ、吉祥寺の駅ビルのねじめ民芸店のお店に立っておられた頃である。氏の父上・ねじめ正也氏は俳人だった(「増殖する歳時記」に句があります)。

 そのほか、「おとなのエッセイ」は伊奈かっぺい、小嵐九八郎、喜多昭夫各氏など、読みどころ満載の号である。

 さらに、特別作品21句は棚山波朗・徳田千鶴子。第三回全国方言俳句の入選作品発表。魅惑の俳人は右城暮石などなど・・・・・

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| コメント(4)

コメント(4)

  

一足先にお送り頂き有難う御座いました。文字が大きいので読みやすく読み疲れはしません。雑詠課題句の選者の方が多いので投句するのがたのしいです、

  

有難う御座います。久しぶりの入選なので本当にうれしく思っています。

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