2012年3月 7日

「花冠」ネットTV取材同行・・・

花冠vol.1

 本日は朝から小社インターネットテレビの取材同行で、「花冠」の高橋信之名誉主宰と高橋正子主宰の発行所にお邪魔した。

 小生はただのTV取材者のお供だから、その様子を見守っているだけ。

 ところが、取材を終えると昼食をということで、ワインを振舞われたり、限りなく下戸に近い愚生は、お供の立場も忘れて、高橋両氏との長い歓談にのめりこんで、ここには書けない俳句状況の認識や今後の俳句界のあり方などに話が及んでしまった。

 さらに、ほぼ30年前、高橋信之氏が松山に居られたころの若きやんちゃな弟子であった小西昭夫や東沙逍のことや彼らの発行していた「花綵列島」の話、「花冠」の前身「水煙」のことなどに及ぶと、攝津幸彦、坪内稔典、沢好摩、大本義幸など懐かしい思い出が尽きず、初めてお会いしたにも関わらずすっかり無中になってしまった。

 ともあれ、現在の「花冠」はインターネットのフェイスブック句会と月々の雑誌発行を両輪にしてすでに340号に達しているという。高橋信之氏は80歳ながら、インターネットの世界に踏み込まれたのは、1995年からというから、俳句の世界におけるネットへの参入の嚆矢の人である。

 現主宰の高橋正子氏も信之氏と同じく、これから日本が迎える超高齢化社会と情報化社会の融合について、とりわけ、高齢者、障害者、女性の参加、活動にインターネットによるコミュニケーションについて熱く語っておられた。

「花冠」が目指しているのは、「明るく 深い句」だそうである。

 また、外国との俳句交流のさきがけだったこともあり、「花冠」はユネスコの詩の部門に日本では初めてのサイトを設けて紹介されたそうである。信之氏は中国語、ロシア語、ドイツ語にも堪能らしい。それは、幼少時を中国で過ごされ、かつ終戦を大連で迎えて、当時のソ連軍の占領下に置かれたことによる。いわば、日本の戦後出発の苦難が横たわってもいたのだ。

 インタビューの模様は小社インターネットTVで、遅くとも、4月頃には放映されることと思われる。

下の写真は篠原梵の揮毫。高橋邸にあったものを写させていただいた。

 篠原梵は旧制松山高校時代、川本臥風(臼田亞浪門)に俳句指導を受けた。「扇風機止り醜き機械となれり 梵」があるが、臥風はまた信之氏の俳句の師でもあったのだ。

花冠 俳人協会50周年

花冠 俳人協会50周年vol.2

花冠 俳人協会50周年vol.3

 閑話休題・・・

 昨日は、俳人協会創立50周年記念式典、祝賀会が盛大に、東京新宿・京王プラザホテルで行われた。

めずらしく?小社社長・姜も出席した。

下の写真は、新人賞受賞・押野裕としなだしん氏。

花冠 俳人協会50周年vol.4

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 上の写真は左から村上護、宗田安正、中岡毅雄、黒田杏子、間村俊一、齋藤愼爾各氏。

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花冠のネット句会に時間があれば参加しています。新しい香試みですが選をされる方の迅速な対応に敬意を表しています。

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