2012年3月26日

現代俳句協会通常総会・新春懇親会・・・

現俳協総三人vol.1

 3月24日(土)、東京上野・東天紅において、平成24年度通常総会と新春懇親会が開催された。

 昨年は3.11東日本大震災で、急遽中止されたので、今年は人事も一新されての節目の年であることが強調された総会となった。同時に第12回現代俳句大賞受賞の芳賀徹氏、第67回現代俳句協会賞・前田弘氏の表彰も行われた。

 また、新会長に宮坂静生氏が選出され、会長だった宇多喜代子氏は特別顧問となった。副会長には新たに安西篤、加藤瑠璃子、高野ムツオ各氏が就任した。幹事長に前田弘氏など、節目の年にふさわしく、多くの新役員、新幹事が誕生して、若返りが印象付けられた人事だった。

俳協総会二次会vol.1

 芳賀氏は大賞受賞挨拶のなかで(まるで講演でしたが)、専門の分野で、フランスの著作家・詩人にして、一時期駐日大使もつとめたポール・クローデルの短唱(ハイカイ詩?)を紹介された。

 水ここに 水の響き

 葉ここに 葉の影

 比較文学者らしく「世界の言葉と結び合う俳句」「俳句の国際化、俳諧のグローバル化」とも話された。

 

現俳協総会二次会vol.1

 また、前田弘氏(写真上)は、協会賞受賞挨拶のなかで「俳句に生きるのではなく、俳句に生きたい人との縁を生きる」「俳句の底辺には底辺なりの俳句の楽しみがある」とも述べられた。

 新会長・宮坂静生氏は「3.11以後、俳句を作る意味を常に問い続けている。人の命、思いやり、やさしさ、しかも人間中心に考えるのではなく、宇宙に存在するすべてに与えるやさしさ、俳句を通して、新たに生き直すこと」を訴えられた。

現俳協総会二次会vol.2

 夕刻からの懇親会では多くの方々にお会いすることができた。まず小社から句集刊行が予定されている伊藤希眸氏に京鹿子社、野風呂記念館の鈴鹿均氏を紹介していただいた(上の写真・右)。また、若手の橋本直に杉浦圭祐(下の写真中央)各氏。 

 

現俳協総会二次会vol.3

 さらに、「麦」前編集長・望月哲士氏と現編集長吉田功氏。

 

現俳協総会二次会vol.4

 会の最期には本年10月27日、大阪で行われる第49回現代俳句全国大会の実行委員長・豊田都峰氏から、昨年を上回る投句と金子兜太氏の講演に全国から参集するよう訴えていた(下の写真)。 

 

現俳協総会二次会vol.5

 懇親会のあとは、東天紅地下で誘いあって二次会になった。メンバーは豪華でしたよ・・・

高野ムツオ、高岡修、山下女史、武馬久仁裕、福田弘明、山崎十生、前川弘明、栗林浩、橋本直、高橋比呂子、関根誠子、池田澄子、桑原三郎などの面々。隣室では何組かおられた様子で、帰りに宇多喜代子、後藤章各氏にも会った。

 ともあれ、ニ年ぶりの開催となった総会、懇親会は久しぶりの大賑わいでした。

  会もお開きに近い、9時ころ、この場所を嗅ぎつけて、「俳句」編集長・鈴木忍氏が「天頂」の会から引再度の顔見せでした。

 下の月刊「俳句界」の写真は、上野駅構内エキュートの書店・ブックエクスプレスにてチェック。

現俳協総会二次会vol.6

現俳協総会二次会vol.7

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