2012年4月16日
神々のあくびが桜を枯らすのか 番矢・・・
今日の編集部は、6月号の特集「現代俳句のフロンティアたち」(仮題)のために、林編集長とスタッフ松本は、夏石番矢氏のお宅にインタビューに出かけた。夏石氏が中心になって運営をしている世界俳句協会のことについて色々おうかがいする予定になっている。
下の写真は22~3年前の青年・夏石氏である。たまたま愚生が撮ったものだと思う(笈底から出てきた)。まだ世界俳句協会の活動をする前のことである。たぶん、第四句集『神々のフーガ』を刊行された頃だ。懐かしい限りだ。
月光を堪え忍ぶ山ここへ来い 番矢 『神々のフーガ』
月光に震えているのは橋だけか
君がためうしろの海をたち割らん
海の飛沫がときには見せる母の骨 『人体オペラ』
光の阿呆に呑まれてしまえ両拳
その後の氏の活躍については、6月号をお楽しみにしていただきたい。
すごい方ですね。6月号を楽しみにしています。
いつも読んでいただきありがとうございます。