2012年6月 4日

四ッ谷龍氏インタビュー

四ッ谷龍インタビューvol.1

 6月2日(土)、本誌8月号(7月25日発売予定)の魅惑の俳人・永田耕衣について四ッ谷龍氏にインタビューをした。

四ッ谷氏は若い自分から永田耕衣と親交があり、彼が転勤で神戸在住の折は、句会など、様々な場面で田荷軒・耕衣翁に親炙しておられる。

短い時間ではあったが、興味のあるお話がうかがえた。

是非8月号を手にとって読んでいただきたい。

四ッ谷氏は、本誌第3回北斗賞の選考委員でもあり、田中裕明賞の選考委員を務めておられる。

独自の視点がいつも光っている俳人だ。

先年上梓された句集『大いなる項目』には、「田中裕明と根津で作った句」というのも収められている。

    根津の裏道物影の淡々(あわあわ)と        龍

    白樫の射す日にこぼす落葉かな

    大学は無人衝羽根空木咲く

 また、「田中裕明の訃報」には、

    はばたきは雪後の空にとどまりぬ

 「悼・藤田湘子先生」では、

    師と弟子と相肖ざれども春灯

 さらに、

    亡き妻の名が口に出てすいかずら

 亡き妻とは冬野虹氏のことである。突然死だった。今年は没後10年、冬野虹論のために、四ッ谷氏は休筆宣言をされたそうである。

 二人で出されていた文芸二人誌「むしめがね」(不定期刊)は今、四ッ谷氏が一人で出されている。

    春庭(はるにわ)の汝(な)に掃き寄する空の青    虹

    庭の雪きのふは居りぬ空の青

下の写真はユリの木の花。

四ッ谷龍インタビューvol.2

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