2012年8月21日

こまつ座「芭蕉通夜舟」

img06151.jpeg    19(日)、紀伊國屋サザンシアターで、こまつ座&坂東三津五郎さんによる"ほぼ一人芝居"「芭蕉通夜舟」を、俳句仲間と観てきました。期間中の前売券はすでに完売、ロビーに豪華な花があふれ、着物姿のご婦人方であでやかな雰囲気です。
 舞台は、出仕から葬儀までを連句にみたて36の場面で演じていくもの。一筋を追い求めてゆく姿に、一人芝居が生きてきます。
 後に俳聖と呼ばれる芭蕉の、女好きで、みえっぱりで、今のわたしたちと同じように迷い悩む姿には親しみが湧きます(「高き心を悟りて俗に帰る」ということ?)。語りかける相手や、とりまく人々も目に見えるように浮かんできて、見終えたとき、やっぱり芭蕉はすごい人だったんだなあと思えるのは、演技力ならではでしょう。おもしろおかしくそしてせつない1時間半でした。それにしても大事な文台が最後はあんなことに...!。 (スタッフT)

    夏深し廻り舞台を軋ませて  優美子
    身に入むや旅人の声背より  亜由美

 

 

| コメント(0)

コメントする