2013年3月26日

坊城俊樹句集『日月星辰』刊行祝賀会・・・

坊城俊樹氏句集刊行祝賀会vol.1

 

句集『日月星辰』刊行祝賀会vol.2

右より俊樹奥様、坊城中子様↑

 昨夜、東京千代田区・日比谷図書文化館・小ホールに於て、坊城俊樹第三句集『日月星辰(じつげつせいしん』刊行祝賀会が開催された。

当夜は「花鳥」(主宰・坊城俊樹)の内輪の会と申されたものの、俊樹主宰のお祝いに是非にと駆けつけられた句会の会員に方々を中心に99名・・二句出しの句会は、主宰特選7句(主宰色紙授与)を目指して大いに盛り上がった。

    日月星辰一木一草春を待つ     俊樹

 句集「あとがき」によると『虚子俳話』における「日月」は太陽、「星辰」は星、あわせて宇宙ほどのこという。

「一木一草」、虚子は、すべてをひっくるめて、「そこに情を有す」とし、「その情を感じ、それらに人間の情を移すのが俳句である」としたとも記されている。

平成16年から平成24年まで逆編年順に配された句は478句。万に近い句数からの選句とあれば、厳選というべきだろう。

たぶん、多くの捨てられた句を編み直せば、別の表情をもった句集となったに違いない。

それはそれで、この句集によって、俊樹主宰が次のように述べたことが核心となっているゆえだろう。

   一木一草、禽獣虫魚、日月星辰に対峙しどこまで情を移すことが出来たかわかりませんが、この 

 俳句の姿勢は私の一生のものであるとこの句集で確信したわけであります。    

ともあれ、愚生は、とりわけ震災を詠んだ句の

   しだらでん母と摘み置く菫さへ

に感銘。「しだらでん」には三橋敏雄を思い起こしたせいにちがいない。

当日の挨拶句に二句投句し、俊樹選入選の名誉の句は・・

   千代田にて千年ひそみ散るさくら      恒行

ボツの句は(アイサツとしては、このほうがいいと思うのだが・・・)以下。

   日月星辰坊城俊樹春は来る

ちなみに来賓挨拶は大輪靖宏氏、飯塚書店の飯塚行男社長、担当編集者の星野慶子氏だった。

オキナグサ↓

オキナグサvol.1

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