2013年5月16日

間村俊一版下ガラパゴス・・・

間村俊一版下ガラパゴスvol.1

 昨日、愚生は(休みをいただいて)、この際にと医者めぐりに整骨院・・ようするに体のメンテナンスに一日を費やした。

朝10時半に家を出て帰宅したのが、夜8時だから文字通り1日・・・

口惜しかったのは、どういうわけか、ある薬を培の量、処方されることになったこと。

(たぶん、愚生が嫌がって、あまりに軽い量の薬だったので、瞬く間に耐性ができたせいだ・・たく~)

その医者めぐりの合間に、渋谷・「ウィリアム モリス」珈琲&ギャラリーで開催中の「間村俊一版下ガラパゴス」に行った。

     初夏の版下あはれ書物果つ      俊一

間村俊一は現出版界の装丁家としては、いまだにがんこに写植の版下にこだわっている珍しい、文字通り世界自然遺産ガラパゴスなのである(かつて無人島のこの島は海賊の隠れ家だったらしい)。

また、結社には属さず、知る人ぞ知るリッパな俳人である。

句作は学生時代、加藤郁乎や塚本邦雄の書に出会い、始めたというから句歴も充分に古い。

句集『鶴の鬱』はもちろん自身の装丁による。

    天上に瀧見しことや鶴の鬱        俊一

    人妻にうしろまへある夕立かな 

    ポエジーは五反田にあり豆の花

小社刊の角川春樹『夕鶴忌』も飾られていた。

間村俊一版下ガラパゴスvol.2

 

・閑話休題。間村氏はたぶん忘れていると思うが、愚生が最初に彼と会ったのは、福島泰樹が季刊「月光」を出していた頃、たぶん二十年くらい前だと思うが、その広告版下を(「俳句空間」へ掲載の)受け取りに、当時、飯田橋近くの事務所に伺ったときであると思う。当時40歳代であった愚生は、福島泰樹編集の「月光」や「早稲田文学」には俳句作品を数回寄稿させていたただいたこともあるが、いまやすでに、のぞきからくりの世界のようになっている。

 讃・「胸中に鶴を飼いたり鶴の鬱」 恒行  

間村俊一版下ガラパゴスvol.3

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時折ブログ拝読しております。引用されている諸氏の俳句は興味深く、添付写真も楽しませていただいております。
我が家にも同じ色のバラが咲いています。このばらは、上品なよい香りがしますね。最近は美しいいろいろなバラの花に出会いますが、いい香りのする花が少ないのは残念です。

ところで、今頃咲いているユリノキ(半纏木)の花をご存知ですか?チューリップの形をした花の基部には橙紅色が少し見られますが、ほとんど黄緑色のため、半纏型に広がった葉っぱの中で見分けが付きにくいです。ある時から、私にとって、この時期には気になる木となっています。ほかにも気になる木は
、桂、春楡、ヒトツバタゴ などなど、それぞれ物語とともに。
真夏のような天気に緑陰が濃くなり始めた庭では、白丁花の真っ白い小さな花が絵具を滴らしたように咲きこぼれ、句作に疲れた?目を癒してくれています。

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