2013年6月14日

巷に雨の降るごとく・・

ヤマボウシvol.1

ヤマボウシ↑

 五月雨の降りのこしてや光堂     芭蕉

 五月雨をあつめて早し最上川

 さみだれや大河を前に家二軒    蕪村

 さみだれのあまだればかり浮御堂 阿波野青畝 

旧暦の5月は今でいえばほぼ6月。

五月雨は梅雨である。

その雨も、荷風の『墨東奇譚』(キタンのキの字がでません)では、「『檀那、そこまで入れってよ』といいざま、傘の下に真白な首を突っ込んだ女がある」の「ポツリポツリと大きな雨粒が落ちて来る。五月雨である」のシーンになる。

「巷に雨のふるごとく わが心にも涙ふる かくも心ににじみ入る このかなしみは何やらん」とはヴェルレーヌの「言葉なき恋唄」(金子光晴訳?)だ。

少年ランボーの手首を銃で傷つけて監獄に送られたヴェルレーヌ。

三橋敏雄に親炙した各務麗至は「五月雨の遙かに吾をぶちのめす」と若き日に詠んだ。

五月雨vol.3

今日の編集部は、編集長・林とスタッフ松本は、連載「筝漏亭日常」の矢島康吉氏の祝賀会に招かれて出かけている。

来週17日(月)は弊社10周年の大阪懇親会である。愚生は同時間帯に「梅林」10周年祝賀会に出席で、東京に留まる予定である。

諏訪神社↓

諏訪神社.jpg

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