2013年7月22日

第4回田中裕明授賞式・・・

第4回田中裕明授賞式vol.1

 昨日は第4回田中裕明賞授賞式が、東京・小石川後楽園涵徳亭で行われたので、編集長代理で出席した。

今回に受賞は津川絵理子『はじまりの樹』。田中裕明賞らしく若い俳人たちが多く駆けつけた。

賞は田中裕明の享年である45歳以下が対象である。

愚生などは、むしろ若い人たちの毒気におかされる感じ?

津川絵理子『はじまりの樹』は、先に第一回星野立子賞を受賞。

津川絵理子氏は弊社北斗賞の選考委員でもあり、かつ第30回俳人協会新人賞は『和音』(小社刊)で受賞されている。

ことのほか喜ばしい。

現在「南風」副代表でもあり、高齢化による指導者不足を嘆いている俳壇では、「南風」編集長・村上鞆彦ともども結社の次代を担うであろう若き指導者としても今後が期待されているのである。

愚生にとって「南風」といえば、18~20歳を京都で過ごした頃、、句会の先輩俳人からしきりに聞かされていた名が、当時の「南風」主宰・山口草堂であり、俊秀の鷲谷七菜子だった。当時鷲谷七菜子は句集『銃身』(1969年)を出したばかりのころである。

     行きづりの銃身の艶猟夫の眼    七菜子

 田中裕明賞応募の句集は、全部で七冊、津川絵理子『はじまりの樹』、神野紗希『光まみれの蜂』、宮本佳世乃『鳥飛ぶ仕組み』、堀本裕樹『熊野曼荼羅』、高山れおな『俳諧曾我』、山田露結『ホーム・スウィート・ホーム』、御仲虫『関揺れる』。どの句集も受賞してもおかしくないラインナップだ。

 いずれ詳細はふらんす堂から冊子として上木されるという。

 来賓には裕明夫人・森賀まりさんとともにちひろ(長女)、あさき(次女)さん。名を合わせると「ひろあき」がしのばれる。

    悉く全集にあり衣被         裕明

    食べ終へて大きな鉢や衣被   絵理子 

若い俳人たちに囲まれて↓

若い俳人たちに囲まれてvol.1

閑話休題・・・。

授賞式に出席する前に、恵比寿の川合玉堂生誕140年特別展・山種美術館を観た。

川合玉堂と山種美術館の創立者山﨑種二には親交があり、所蔵は70点を超えているという。今回は全点の陳列(会期中に展示替えあり)だという。

玉堂には俳句も短歌もある。奥多摩にある玉堂美術館にも足を運んだこともあるが、愚生の好みからいえば、山種美術館の所蔵といえば、やはり速水御舟『炎舞』である。その速水御舟ー日本美術の精鋭たちー展は来る8月10日~10月14日。楽しみ・・・

第4回田中裕明授賞式vol.2

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