2013年8月 5日

第44回原爆忌東京大会・・・

都知事賞の坂田正晴氏vol.1

都知事賞の坂田正晴氏↑ 

 8月4日(日)午後1時から、東京・専売ホールに於て、第44回原爆忌東京俳句大会が開催された。

開会の挨拶に続き、黙祷が行なわれ、主催者挨拶は代表委員の田中陽氏。

続いて長崎県知事・中村法道、広島市長・松井一實、長崎市長・田上富久各氏のメッセージが代読された。

68年前の8月6日、広島、約14万人。8月9日、長崎、約7万4千人。原子爆弾が投下されて生命が奪われた。

今大会には1267句が投句された。

大会の東京都知事賞には次の句が選ばれた。

  ひろしまの日をからっぽの縄電車     大分県 坂田正晴

坂田氏は重度身体障害者、大分からはるばる車椅子で表彰式に臨まれた。

現代俳句協会賞には、

  原爆忌見えぬものには影がない    山口県  吉次 薫

吉次氏によると、山口市においては毎年9月6日、山口原爆忌(山口のヒロシマデー)が行なわれるという。

それは、1974年9月6日、山口市湯田に「原爆死没者の碑」が建立されてからだそうである。山口は、広島の隣の県にあって、当時、山口市の日赤病院に多くの被爆者が治療のために連れてこられたからだそうである。

また、当日投句された句の最高点句は、

  剃る顔のありて八月十五日    大西昭舟

次点句は、

  八月の太平洋に石を蹴る     加藤静江

三位句は、

  「核」なんぞ要らん西瓜の種とばし 石川貞夫

なお、記念講演は『日本国憲法の危機ー「戦争をする日本」作りの理由ー』と題して、金子勝(立正大学法学部教授)氏が行なった。

原爆忌vol.3

| コメント(2)

コメント(2)

  

大井 様、ひとつ身を引かれるとのこと、
淋しく思っています。
編集後記、楽しみにしておりました。
もちろん、このページも楽しみにしていました。

 

コメントする