2013年11月 4日

伊能 洋個展・・・

伊能洋個展vol.1

 10月29日(火)~11月3日(日)まで、'13伊能洋個展が東京・銀座アートホールで会開催された。

伊能氏は、先般小社より句集『紫陽花の湖(うみ)』を出版されている。本職は洋画家である。

「山暦」(主宰・青柳志解樹)での句歴も30年にも及ぶ。

   枯れてなほ紫陽花にある湖の彩    洋

俳句に手を染められたのは、それより遡ること8年「獺祭」同人樺山草雨のてほどきよるというから40年も近かろう。

俳号は洋(よう)、画家は本名で洋(ひろし)と称されている。

伊能洋個展vol.2

伊能洋個展vol.3

 今回の個展は「ひとのかたち」連作Xと、句集に因んだ「紫陽花の湖」連作。

「ひとのかたち」連作Xは、三部作ともいうべきYesterday/Let it b/Imajineの各作品は、その曲名がタイトルになっているビートルズを聞きながら制作されたという。

一方、「紫陽花の湖」連作は、句集の各章題にちなんで、「鶸(ひわ)の章」「山吹色の章」「空色の章」「鴇(とき)色の章」「枯色の章」と名付けられていた。

そのほか、「古都逍遥」シリーズ、「東京断章」シリーズとあって、これまで隔年で個展を開かれてきて、今年は第26回目の個展ということであった。

訪ねた日が土曜日とあって、多くの方々が伊能氏の絵を観に来られていた。

    秋の夜青を重ねて人を描く     洋

 青柳志解樹・「山暦」主宰の序文には、洋氏の「母恋の句には真情がこもっていて胸を打たれると記している。

       献体の遺骨返る

   母を納め墓石に注ぐ春の水

   空蝉や整理進まぬ母のもの

   つゆ子の忌句姿の素直を今更に

母・つゆ子氏も俳人で「山暦」の同人だった。

楷(とねりばはぜのき)↓

伊能洋個展vol.4

| コメント(0)

コメントする